ページ別セッション、セッション、閲覧開始数
解説 January 12th, 20102010/03/04 閲覧開始のないセッションは、セッション中での新規の外部サイトの流入と、中で書いているけど、間違いな気がしてきました。イベントをむやみに発行させたせいかも、、、気を付けて下さい。
2010/02/24) ページ別セッション数は、ユーザ数という記述もありますが、ページ別にみた場合のセッション数です。全体やグループでのページ別セッション数は、個別ページでのページ別セッション数の単なる累計です。 下のエントリは、そのことを長々と説明したものです。それでも、Google Analyticsの数字が読めるようになるかどうかの分水嶺でもありますので、何のこと?という人はじっくりお読み下さい。
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アクセス解析(Google Analytics)を始めた時に、最初に戸惑ったのは似たような用語の違いが分からなかった事でした。ページ別セッション? ページビュー? この数字どうやって出してるの?と思って、思考が止まってました。最近、やっと分かったので、それが伝われば良いです。まずは、
それぞれの単語の大まかな意味
- セッションは、ユーザのサイト内行動の一回分のひとまとまり。セッション数は数えた数ですね。
- ページビュー(数)は、下図でいくと箱の数。サイト解析の立場から見れば、見られたページの総数。
- ページ別セッション数は、丸で囲んだ数。同一セッション内での、同じページの閲覧を無視してるだけです。丸を数えてるだけです。結果、一つ一つのページで見たセッション数を累計した数字になります。
簡単ですね。でも、出てくる数字の分類(集め方)が違うと混乱するようになります。
- 最初に、見てるデータの範囲が、サイト全体なのか? 個々のページなのか? と範囲の問題と
- 個々のページに注目するときに、ディメンジョンの違いで区別する問題があります。
- 閲覧開始ページなのか? 単なるページなのか? です。
ディメンジョンという言葉が頭になじまない人も多いと思いますが、我慢して下さい。ディメンジョンの説明がこの記事のテーマでもあります。理解できると、あたまの中で分類表ができます。
絵を使って具体的に数字をカウントしてみましょう。
全体(セッション1ー5)の数字を見ます。
- セッション1ーセッション5までなので、そのままで、セッション数(Visits)は 、5
- ページ別セッション(Unique Views)は、10。全ての丸の数です。
- ページビュー(Page Views)は、14。全ての箱の数です。
- 閲覧開始数(Entrances)は、5(セッション数と同じ、ここでは意味はないけど、予告的に載せます)
個別のページについては、二つの切り口(ディメンジョン)があるのでしたね。単なるページと、開始ページです。ディメンジョンが違えば、指標は、違う数字になりますよね。
それで、ページがAというディメンジョンだと、全てのセッションの中から、
- セッション数(Visits)は、4
- ページ別セッション(Unique Views)は、丸で囲ったAの数。4
- ページビュー(Page Views)は、箱がAの数。6
- 閲覧開始数は(Enrances)、3
閲覧開始ページがAというディメンジョンでいくと、Aで始まるのはセッション1,3,5で、そのセッションのすべての箱を見るので、
- セッション数(Visits)は、3
- ページ別セッション(Unique Views)は、全て(セッション1,3,5)の丸の数。6(A:3 + B:1 + C:2)
- ページビュー(Page Views)は、全て(セッション1,3,5)の箱の数。8 (A:5 + B:0 + C:3)
- 閲覧開始数は(Enrances)は、(Aで始まった)全てのセッション数。3
セッション数が打ち消し線なのは、ページ別セッションに概念的に乗っ取られたからです。ページがAというディメンジョンなので、ページ別でカウントするセッションが適当です。閲覧開始ページがAというディメンジョンでは、セッション数という概念は成立するのですが、閲覧開始数の方が適当です。(少し、言葉が弱いのは、理解があいまいなせいです)
もう一度、絵を貼り付けます。数をカウントして下さい。(中の言葉の、離脱・直帰はおまけです。話には関係ないです)
B,Cも同じですが、書いて起きます。
Bの場合は、
| ページでいくと、
全体の中で、Bを数える
|
閲覧開始ページでいくと、
Bがスタート(ランディング)なのは、2、4
|
Cの場合は、同じように、
| ページでいくと、
全体の中でCを数える
|
閲覧開始ページでいくと、
Cがスタート(ランディング)なのは、ない。
|
現実には、Google Analyticsでは、イベント単体(trackPageviewなし)をページビューやセッションにカウントしてしまったり、セッション中の検索エンジン流入をページビューゼロのセッションとして組み入れるので、数字は、多少ずれます。
でも、数字がずれようがずれまいが、基本は上で説明した方法です。これが分かるとデータを見る時の景色が違ってきます。
実際の値を見る。
サイト全体での値
ページ別セッションが787で、ページビュー数が1019。閲覧開始数は588(図にはないですが)です。セッション数は無いですね、、、ユーザサマリーまで戻って、数字の載せておきます。セッション数は611です。
冒頭の赤い図で考えると、session1 – session611まで並ぶ感じですね。(ほとんど1個か二個しかないつながりですが、、)そのなかで、箱が1019個あって、丸で囲めるのが787個です。(閲覧開始数が少ないのは後で)
とりあえず、サイト全体の値をつかんだので、個別のページでの数字に移ります。二つの方法を説明しました。とにかく目的とするページの箱と丸を全体のセッション中で集めるタイプである、ページでのディメンジョン。目的のページが閲覧開始ページのものに絞り、そのセッション内のすべての種類のページの箱と丸を集めるタイプである閲覧開始ページでのディメンジョン。
ディメンジョンがページの場合
まずは上から順に、上位のコンテンツをクリックして、
ページのURLが出てるが緑の枠で出てますね。箱(ページビュー)と丸(ページ別セッション数)を数え上げて、ページの名前で分類した数字です。attend_seminar_about_analytics_toolsというページで、データを見ると、ページ別セッションが64(丸の数)で、ページビューが74(箱の数)ですね。とにかく、attend_seminar_about_analytics_toolsというページが見られたのが64ページ別セッション(ページ別なので、ページ毎のセッション累計とも言える)あり、重複して見られたのが(74-64)の10ページ分です。下の図は、そのページをクリックして詳細を出した所。
それじゃ、このページを目的に見に来た数(閲覧開始数)はというと、
ディメンジョンを閲覧開始ページに、、、
*問題があるのですが、次の”個々のページに視点を移すと”まで持ち越します。
今度は全体のセッション数が出て588です。前に触れたように、最初に見た全体でのセッションの数字611と違いますね。閲覧開始のないセッションが23有る事になります。セッション中の外部リンク、検索エンジンからの流入です。(アドバンスセグメントで、閲覧開始数=0で絞って下さい。ページビュー=0でもいいです。今回示した差が出ると思います、その内訳はトラフィックを見ます)それ以外が原因かもしれないですうが、分かりません(2010/03/04 eventのせいのような気がしてきました。)
個々のページに視点を移すと
attend_seminar_about_analytics_toolsのページの閲覧開始数は、56です。先ほどの上位のコンテンツのデータと併せて、
- 閲覧開始数は56,ページ別セッションは64、ページビューは74になります。
じつは、これには問題があって、両方とも、ディメンジョンがページなんです。閲覧開始数は閲覧開始ページでのディメンジョンじゃないです。ただ、閲覧開始ディメンジョンでも、閲覧開始数は同じになります。今回の56は、面倒な書き方だと、ページディメンジョンでattend_seminar_about_analytics_toolsのページ別セッションが64あって、そのうちの56が閲覧開始ページになったという順序になります。他の数字は変わってきます(それが、この記事の主題です)
下図は、セカンドディメンジョンで閲覧開始ページをだしたものです。セカンドではなく、メインのディメンジョンにすればいいのにと思いますが、設計側の人は、コンテントでのディメンジョンをページで統一したいのでしょう。僕には、そのおいしさは分かりません。
閲覧開始ページの機能は、腐っている(機能不全)という事です。(僕は勘違してるのかなあ?)
では、閲覧開始ページを基点にする分析は、アドバンスセグメントで、個別の閲覧開始ページをセグメントするしかないのでしょうか?
(注意: 2010/03/01) 個別ページの詳細(コンテンツの詳細)の閲覧開始ページの最適化の参照元とキーワード、ナビゲーションの分析のページ遷移は、個別の閲覧開始ページをディメンジョンにしたレポートです。これを書いた時には、気づいてませんでした。流入元の分析はこれで十分ですね。
カスタムレポートで、データの組み立てを変える。
*カスタムレポートでの指標。全体を見る時は、ディメンジョンが、ページでも、閲覧開始ページでも、指標は同じになる。
*Google Analyticsには3つのデータ組成方法が用意されてます。レポート画面、カスタムレポート、Data Export APIです。レポート画面は、データの組み立て方(ディメンジョンと指標)が固定です。カスタムレポートはこの制限が外れます。組み立てが自由になります(データの整合が付く範囲で)。Export APIだと、もう少しだけデータ表示の粒度が小さくなります(SecondPagePathとか)。
カスタムレポートで、データの組み方を変え、データ集約し、イメージをつかみます。数字の確認をします。
1.全体の数字。
- 前の通常のレポートでは、閲覧開始数588, ページ別セッション787,ページビュー1019でした。(セッション数は611)
- このカスタムレポート(どちらでも)では、590, 789, 1021と2増加していますが、理由はわからないので無視します。いずれにせよ、データを集約したおかげで数字は一覧できてます。
2.ページで見る(attend_seminar_about_analytics_tools)。(attendとかaboutとか、英語が変かも、、)
今度は、ディメンジョンで、データが分かれてきます。
- ページがディメンジョンの場合、
- 通常レポートのページでこれは出せた数字でした。 ページ別セッション64,ページビュー74,閲覧開始数54
- 今回のカスタムレポートでの数字は、ページ別セッション64,ページビュー76、閲覧開始数56。+2の問題が続いてますが無視。
- 閲覧開始ページがディメンジョンの場合、
- 通常レポートのページでは、出せない数字でした。
- 今回のカスタムレポートでの数字は、ページ別セッション83,ページビュー95、閲覧開始数56。
- この違いは、冒頭の赤字の絵のところでやりました。閲覧開始ページがディメンジョンの場合は、他のページのページ(箱や丸)もカウントするんでした。内訳を下でみます。
閲覧開始ページを基点に分析する。
カスタムレポートは、サブディメンジョンを設定して、データをドリルダウンできます。
個別に見るために、前の図の青い線の所のリンクをクリックして、attend_seminar_about_analytics_toolsが閲覧開始ページとなったセッションに絞って、全てのページを対象にしたディメンジョンにしたのが上図です。
緑の部分を見ると、attend_seminar_about_analytics_toolsというページがランディングと成ったときに、他のページがどれだけ見られたかがわかります。先ほど、全ての箱と丸をカウントした数字が、83と95と言いましたが、内訳がここに出ました。他にも離脱数や、コンバージョン数の内訳もわかります。
これで、特定の閲覧開始ページ(ランディングページ)でのユーザの行動が大づかみにイメージできると思います。どれだけ来て、どのページで離脱して、コンバージョンはどれだけで、他に見たページはこれと、、
セカンドディメンジョン、ピボット、モーションチャートも使えて、参照元をクロスもできますし、カスタムレポートはタブも追加できます。付け足せる指標は、整理した上で、どんどん追加すればいいと思います。僕のは、ゴールとサイト内検索を二番目のタブで表示するようにしています。
下図は、ピボットでのメディアとのクロス表示、GORL+検索タブのテーブル表示の例
最後に、このカスタムレポートのリンクです。閲覧開始ページ(ディメンジョン)ーページ(サブディメンジョン) http://www.google.com/analytics/reporting/edit_custom_report?share=D6gTFyYBAAA.5cmZVfTgv7FSDQaf3SApcFxLgrWtp6XX2b1j9gb1nX3izAa1wpJK_RQo77SGC-u9A-hXJr7Lb1iTimZhel0XfQ.mH8vnMlCM_O-0VGBJOIpcA
まとめ
- 言葉の意味を整理しました(定義や仕様は分からないので、僕自身で整理しました)
- まずは、セッションという概念をだしました。
- その次に、ページ別セッション、ページビューの数え方を書きました。
- その次に、ディメンジョンという概念で、データの数え方が違って来ることを書きました。
- 実際に、カスタムレポートを使って、数字を追う事で、ディメンジョンの概念が頭に浸透するようにしました。
- 結果、閲覧開始ページを基点にしたページ分析ができました。
感想をもらえると嬉しいです。
Google Analytics アクセス解析