ユーザインサイトの話を聞いてきた。

アクセス解析イチシアチブのツール勉強会で、ユーザインサイトのアクセス解析ツールの話を聞いてきた。他の方からのとてもまとまったレポートはこちら

背景情報

以前のベンダーツールをまとめて紹介してもらうセミナーでも聞いたんだど、今回はより細かい話が聞けるのかなという期待はあった。

ユーザインサイトの特徴は、http://ui.userlocal.jp/functions/ に書いてある。

話は、画面を見ながらの機能解説という流れだった。解説した人は、ハンサムな営業担当の人と美人な開発担当の人だった。

導入実績は、大手の企業が多いのかな?導入数は聞けなかったような。

無料版の中の人は11万サイト。動く人は3万サイト。動く人の総計でのPVの伸びは勢いが付いてるらしい。導入サイト数が増えたのか、個々のサイトのPVが増えたのか、どっちもだろけど。

英語と中国語も提供してると。(サポートはメールといってたけど、中国語の場合は、どうしてるんだろう。書ける人がいるのか、外注してるのか)。コンサルではなく、ツールベンダーなのでいいのかも。

特徴(ユーザ属性、ヒートマップ)

ユーザ属性

ユーザ属性情報を自社で算出?していて、それを解析情報にくっつけて出して価値を創出してる。

データは、どっかから買ってるわけではないと。

無料の”なかの人”から集めた情報を属性情報の推計に使ってると。実際のテストで推計情報と実際の情報の差をみたら、年齢と性別で8-9割、7-8割当たっていたと。年収などは、ipを元にした会社情報から、公開されてる年収情報を当てて出しているみたい。ネット習熟度という属性もあった。はっきり言って、アクセス解析なんかより、属性算出のがおもいろいかも。でも、中見は当然ブラックボックス。導入企業には、もう少し情報があるのかなあ? パネル調査の情報とも違うし、この事業領域には、他の会社がいるのだろうか? 謎だ。

ヒートマップ(+マウスレプレイ)

海外だとclicktaleが有名なのか。

試しに両方とも入れてみた。(後でupdateして、絵を張る。張った。)

http://friendfeed-media.com/bfe437d5b94818bdad84cc35fb0714478316f97e
clicktaleの方は、アクセスの無いサイトに張ったので、データがたまらないけど、画面構成だけ。
http://friendfeed-media.com/35d61fba8edaecc13a197f15d4acec808d3f2913

ここでも、ユーザ属性が効いてくる。通常のアクセス解析は、自分のところへの訪問者のデータの中からしかユーザのカテゴライズ(参入元、ページ閲覧履歴)できないけど、ユーザインサイトには推計とは言え、データがあるので、企画担当の人とかには便利そう。仮に施策が当たれば、相当なアドバンテージになりそう。実際の例はわからないけど、導入実績があるのは営業がすごいか、実際に役立つかしかない。ヒートマップとユーザ属性でクロス分析ができるので、見てても、お腹いっぱいになってくる。これを見てすぐにデザイン変更とはいかないかもしれないけど、A/Bテストの案とかは、これを見てたら浮かんできそう。

他には、新機能でマウスの動きを見せてくれるものや、ユーザのアクセス状況のリアルタイムでの表示や、機能追加がどんどん進んでる印象。ツール自体のOEM提供も始めるようで、元気のある感じを受けた。海外展開もしてるし、ビジネスモデルはユニークだし。中国でも、なかのひとをやって、ユーザ属性を取れたらおもいしろそう。

ちょっと脱線

ヒートマップは、マウスの動きから、視線の動きを推計して表示するもの。たぶん。文章なら熟読。絵なら注目。attentionを計測することになる。将来は、瞳孔の開き具合とか、脳波の発生具合までいけば、おもしろいと思った。ユーザテストとかで、やってる会社もあるのだろうか?

僕がアクセス解析をやってるのは、究極的には、情報が頭の中で伝達されたかどうかが知りたいわけで、マウスでもキーボードでも、なんでも測れと思うけど、ユーザインサイトは、ユーザ属性も含め、興味深い情報を集めてると思う。(キーボードの情報を集めないのか?と聞いたら、キーロガーになると一笑に付された。clicktaleの方は取ってる

* 今年は、電子書籍の普及元年と言われているけど、サイト解析より、電子書籍の閲覧解析がしたい。電子書籍端末の値段が下がれば、教育関係からその手の端末がでてもおかしくない。まずは、閲覧解析ではなく、採点からはいるだろうけど。理解のフィードバックを機械的に得られれば、公文的なドリル学習も一世代、先に進める。また、速読関連にも役立ちそう。

妄想モード二、ハイッテシマッタ。

以上です。

Google Analyticsでのマウス位置からFunnelReportもどき

google analyticsでは、もちろんヒートマップなんて高機能なものはない。ただ、apiは充実してるので、頑張れば、データ自体は取れる。

下の図は、10秒間隔で、ページの高さで見たマウスの位置をデータとして送っていた時のデータ。動機は、時間別にマウス位置が下まで下がっていけば、読まれてる計れるかなと思ったこと。今は取ってないけど(今日2010/01/16から再開した)、長いランディングページとかの設定の以来とかあれば、計画を立てて計測したいと思っている。時系列でなくて、ポイントを設置して、そのポイントをいつ通過したかみたいな、マラソンのコース取りみたいなのをイメジしてる。

何はともあれ、データはこのページの10秒事でのマウス位置。イベントアクションが経過時間数。ラベルにページurl、値にマウス位置(ぺージ内

割合)。1番右が平均値。いつもの事ながら母数が少ないけど。アクションの値は文字列なので、数字的な順列で並ばない。

マウス位置より、イベント数で見た時間別の離脱率?みたいなものの方が興味深いかもしれない。

image
google analytics event report mouse tracking

エクセルに落として、グラフにしてみた。棒はイベント数(時間経過での離脱率)、折れ線がマウス位置。

ヒートマップのファネルレポートとは、比べようがないけど、時間経過、離脱、読まれた位置という3要素は入っているので、想像はできる。

image
google analtyics event tracking time, mouseposition,visitor

突出したのは、スクロールして戻った人がいるかもしれない。

ヒートマップを作る人は、いろんなロジックを詰め込んでいるんだろう。

アクセス解析ツール選定セミナーに行ってきた

翔泳社とアクセス解析イニシアティブで主催された表題のセミナーを聞いてきた。

解析ツールベンダー5社と、ユーザ側の人の話だった。対象は企業の人向け。

僕が使っているツールは、Google Analyticsとtynt(導入記事)。また、企業の人でない(求職中)ので、他の参加者の人達と立場が違うので、見え方も違うだろうけど、感想を。

ベンダーさんが、打ち出してたポイントをごちゃまぜ(重複、単独も込み)に書き出してみると、

レポート・分析機能では、

  • 日付対応のメモ機能(アクセス解析で有名な石井氏が力説してる日記を書くという奴に対応するものかな)
  • キーワードに検索順位、検索数のデータを絡ませる、リスティング広告のキーワードとのヒモ付け
  • ホスト名を実際の組織名にして表示。
  • キーワードのswot分析
  • サードパーティクッキーの利用
  • 個別ユーザでの管理による、柔軟な追跡分析
  • 携帯・PCの一体管理
  • ヒートマップ
  • ベンダーが持つユーザ属性データを掛け合わせる?

サポートでは、

  • ベンダーが制作会社である事
  • 勉強会
  • 個別レポート作成サービス
  • in-houseの運用に入り込む?サービス
  • 権威団体との連携

理解できた範囲では、こんな感じだった。

魅力を感じたのは、コンバージョンのようなデータを、自分で設定しなくても、データから取り出せる機能だった(この文章には誤解があるかも、僕の理解ではこういう事だと思った)

あとは、どのベンダーのも、情報を如何にわかりやすく提示するかに注力していた。成果・目標・対策などは上手い言葉の使い方だとおもったし、ヒートマップなんかもインパクトを感じた。

あと、外のユーザ属性とアクセス解析データを合わせるのにも、魅力を感じた。Google Analtyicsだと絶対ムリそう。プライバシー問題に配慮すれば、いけない場所もある。

ベンダーさんのプレゼンの後は、

実際にアクセス解析を使いこなしてる人の話だった。

実際のレポート画面が見れたのはよかった。参考になった。

媒体、キーワード、ページなどの他にも、項目を必要に応じてセグメント化して、クロス表で出す。

最後のリクルートの人の発表などは、財務分析の世界を想像した。お金をかけてるなあ、という印象。

「データ」「グラフ」「サマリー」という言葉の並びも覚えやすくて、得した気分。